3月いっぱいで以前の現場を終え、絶賛自粛中のちぃぱぱです。
まだまだ緊急事態宣言が敷かれている中、雇用が不安定になっているという話はよく聞きます。
業界の状態
自分はひとりのエンジニアに過ぎないので、業界を正しく俯瞰はできていないと思いますが、知り合いのエージェントから色々話を聞くと、3月で契約が切られたフリーランスは全体の20%程いるらしく、またITの業務委託業界もやはり完全に売り手市場から買い手市場になったようです。
案件数自体がどの程度少なくなったかは何とも言えないですが、買い手市場になっている要因は案件数よりも「契約が切られて仕事がなくなったエンジニアが溢れたため、競争が激しくなった」という影響の方が大きいと感じています。
結果として、「企業が求めているスキルが上がったわけではないが、高スキルのエンジニアと競争するため、保持するスキルや経験の敷居が上がっている」ということになっていると考えられます。
自分の状態
そんな僕自身も4月は全く決まらず、5月に入ってようやく6月からの仕事が決まりました。これでも運が良かったなと思っています。
少々焦りもある中、お願いするエージェントを1つ増やしたり、クラウドワークスに応募してみたり色々動きましたが、中々思うようにはいかないなと感じました。
最悪半年くらい仕事ないのも覚悟しましたから。
ちなみに、決まった仕事は週5ではなく週3なのですが、先方様はかなり僕のような働き方に理解を示してくれており、会社自体もそういう風潮のようでした。
おそらくワークシェアリング的な働き方で「1人でも多く仕事を割り振ってあげよう」という姿勢のようにも思えました。
※完全な想像なので、単純に僕のスキルに不安があるからかも知れませんが。
逆に自分としてはこのコロナで今後もどうなるか分からない世の中なので、「まずは週3」という働き方はむしろ有り難いくらいです。
保育園の休園が解除されたとしても、いきなりフルで通わせる不安も正直ありますし、週3でも以前の正社員フルタイムよりは収入がありますから。(数字上はですけど)
とはいえ、フリーランスとしては決して褒められた収入ではなくなるので、隙間時間で自分のスキルやキャリアといったものをより一層強く意識していかないとな。と改めて感じた、この自粛期間でした。
現状の捉え方
仕事がある人
僕は3月で前の現場を去ってしまいましたが、今は継続できるなら、なるべく請負い続けた方がベターかと思います。
上で言ったように、中々競争率が激しいのが現状かなと感じます。
緊急事態宣言が解除されれば以前のように戻る可能性もありますが、それは希望的観測に留めた方がいいでしょう。
今の働き方によほど不満があれば別ですが、そうでない場合はしばらく様子を見て現金を蓄える方向でいた方が現状は良いです。そうでなくてもいつ契約が切れるか分からないと思うべきです。
はっきり言って、お金さえあれば多少の空白期間は凌げます。これは地味に重要な事実です。
僕らは店舗を持って営業している自営業者とは違います。事業固定費が殆ど掛からないので、生活費さえ確保できればその間生きていくことは十分可能です。
時間が稼げるというのは、経済が回復するまでの時間が稼げるということです。
仕事がない人
また、今仕事がない人は色々不安や考えが巡ると思います。僕もそうでした。
そこは冷静になって1つ1つ条件の項目を見つめ直す必要があると思います。
例えば、自身の条件に「通勤時間、業務内容、単価」とあった場合、どれかもう少し妥協できるものがあるかどうかです。
もしくは、リモートワークを積極的に使っている会社も増えてきているので、通勤時間は条件から外せるかも知れません。多少遠くても週1〜2くらいなら通勤できるとか。
そういったところを精査して、(使っているのであれば)きちんと希望をエージェントに伝えることが大事です。
あと、僕らの仕事で重要なのはやはりスキルアップです。
業務未経験は現状特に敷居が高いので即効性はないですが、今の空白時間を使ってスキルアップしておくことは当然望ましいです。
はっきり言って保育園にも預けられず、子供と一緒に過ごす中でスキルアップに時間を割くのはかなり過酷ではありますが、それでも可能な限りやるべきです。
それらはポートフォリオを作成することを意識しつつ、仕事を見つけるための糧としていきましょう。
「今やれることをコツコツと。」ややげんなりするフレーズですが、正直これしかありません。
それでは。
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