転換期

2017年後半、育児休業から会社に復帰した僕はある悩みを抱えていました。

それは残業と時折発生する休日出勤。

断っておきますが、僕がいた会社はIT企業の中でもそこまでブラックな方ではありませんでした。

 

年に数回残業80〜100時間なんて時もありましたが、残業代が出ないことはなかったしパワハラ気質な上司がいたわけでもない。

給料は少し不満でしたが、まぁそれなりに楽しくやっていた方だと思います。

 

 

しかし子どもが産まれてその状況は一変します。

育児休業から復帰した僕に、容赦なく休業前と同じ働き方を求めらました。

これは大変なことでした。

 

なにせ、育休中は僕と妻とで2馬力でこなしていたのを、妻1人に任せることになった挙句、定時に帰れない日はあるわ、休日に出る日もあるわで、とても家庭がまともに回らなかったからです。

 

具体的には妻がどんどん疲弊していきました。

このままではいけないと思い時短勤務も考えたのですが、「ただでさえ多くない給料が時短になったら生活できるのか?」という懸念からそれは実行できませんでした。

 

他の会社へ転職も考えましたが、

ここより働きやすい保証はない。入ってみなければ分からないけど、一度入社してもし合わないかったらすぐ辞めるというのは日本の会社では中々難しい・・・。

そして、考えに考えた結果フリーランスという道を選びました。

 

「子どもが生まれたのにフリーランス?」と思う人は、もしかしたらたくさんいるかも知れません。

 

会社員エンジニア(いわゆるサラリーマン)でいることと、フリーランスエンジニアでいることを比べた時、どちらが自分の望むライフスタイルを実現出来るのだろうか?と真剣に考えた結果、こちらになったわけですが、会社員エンジニアにも当然メリットはあるわけで、ここらへんは大分悩んだりもしました。

 

自分の選択を信じて動いた結果ではありますが、

今はフリーで活動し始めたばかりなので、この選択が正解だったとはまだ断言出来ません。

 

これから実体験を踏まえて報告していければと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

子どもが産まれたことをきっかけに働き方を見直し、フリーランスSEになった30代の父親。 埼玉県某市在住。 妻と娘(5歳)とペット(フェレット)で、日々悩みながらも楽しく過ごしています。