フリーランスSEとして1ヶ月働いてみて

フリーランスSEとなって1ヶ月経ちましたが、働いてみた率直な感想としては、「会社員と大して変わらないな」という感じです。

 

まぁそれはフリーランスと言っても、客先常駐型のフリーランスだからなんですが。

 

ただ、正社員ではないかつメンバー要員として参画しているため、立場としてはかなり融通が利きやすい働き方にはなったと思います。

 

個人的にどう変わったかのか、参考までに書きたいと思います。

 

楽になった点

定時で帰れる

最低限、言われた通り指示された成果物さえ出していれば問題はありません。

 

今は主に設計とテストを担当しており、コーディングがないからかも知れませんが、

残業する程ではないちょうど良い業務量なので、問題なく定時で帰れています。

電話を取らなくて良い

社員ではないので、基本的にお客さんからの電話を取ることはありません。

 

前の会社で正社員だった頃は、仕様の話やユーザーサポート・トラブル等の電話を一手に受けていたため、それにより酷い時は予定していた作業を全く出来ない日もありました。

 

残業や休日出勤はこういったことの積み重ねで起きていた面もあったため、それがないだけでもだいぶ楽に感じます。

 

また単純にクレームを直接聞かなくても良いので精神的にも楽です。

大変な点・懸念点

立場的にガツガツはいけない

ユーザーと直接電話をしなくても良いのは楽な反面、人づてで要件や仕様が伝わってくるので、不明な点がある場合、設計が思ったより進まないことが多いです。

と言うのも、ユーザーと話をしてくる担当者が実はよく理解していなかったりすると、その場ですぐ不明点が解決しないからです。

 

正社員で自分が要件定義から担当していた時は、不明な点があればすぐユーザーに電話なりメールなりして解決していたので、そういった歯がゆい感じはありませんでした。

 

社員の人も忙しそうなので、あまりせっつくのも気が引けますし、かといって聞かなければ進まないですし…と言う点でやはり気は使います。

稼働時間が気になる

フリーランスは、法律上自営業(個人事業主)なので、有給というものは存在しません。

ですが、自分が予定する休みはきちんと考えて取れば(最低稼働時間を下回らないようにすれば)、収入に影響を出さずに月に1日〜2日休むことは可能です。

 

しかし、体調不良など不意な休みが増えて稼働時間が減ると、当然収入は減るので、そこは神経質になります。

 

最近で言うと関東でも雪が多かったですが、正社員だった頃は今回程の雪であれば午前休くらい平気で取っていたと思います。

 

ただ、今は予定外の休みを増やしてしまうと、単純に収入が減る可能性を増やしてしまうため、多少なら無理してでも出勤をするということを余儀なくされます。

コーディングスキルが上がらない

上述した通り、今は設計やテストが主で、コーディングをしていないので、いわゆるプログラミングスキルが上がりません。

(仕様を確認するためにソースを辿ったり、DBの中を調査したりはしますが)

 

ワークライフバランスとしては、今の働き方で満足なのですが、 自身のスキルアップ的な意味だと成長が望めないので、そこは自分で勉強することを意識しなければいけません。

終わりに

これは今の現場がそうであるだけで、今後はどうなるか分からないですし、

それこそ契約が切れて現場が変われば、またガラッと環境が変わる可能性もあるので、あくまで“今は”ってだけですね。

 

ひとまず、最初の契約更新は受けてもらえたので、もうしばらくは今の環境のままいけそうです。

それでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

子どもが産まれたことをきっかけに働き方を見直し、フリーランスSEになった30代の父親。 埼玉県某市在住。 妻と娘(5歳)とペット(フェレット)で、日々悩みながらも楽しく過ごしています。