車検証の住所変更は自分でした方がお得なのか？

昨年引越しをした話をしましたが、車検証の住所変更をすっかり忘れていたことに最近気が付きました。（本当はすぐにしなきゃダメ）

住所変更は業者に頼んで代行してもらうことも出来るのですが、お金も勿体無いし自分でやってみました。

結論としては、かなりめんどかったです。

お金かけてでも代行してもらった方が良かったのでは・・・？と思ったくらいでした。

実際どんな手順を踏んだかをまず書いていこうと思います。

（ちなみに住所を変更しておかないとどうなるかと言うと、5月の自動車税納税通知書が届かなくなるので、未納になり延滞金が発生します。未納状態だと車検も受けられません。）

車庫証明の取得

住所が変わったので、初めにすることは警察署に行って新しく「車庫証明」を発行してもらいます。

もうここから面倒臭いです。

①申請書を警察署で入手

申請書はWebからダウンロードできたりもしますが（県によるかも）、説明を受けないと正直何をどう記入して良いかよく分かりません。

自信がない人は、素直に警察署に行って書類を受け取り説明を受けた方が無難です。

ちなみに対応してくれるのは平日のみです。

自宅の駐車場であれば、その場で記入して提出できるので、忘れずに印鑑を持っていきましょう。

ただし、賃貸の場合は所有者に記入してもらわないといけない書類があるので、一度持ち帰りになります。

②駐車場所有者に記入をお願いする（駐車場が賃貸の場合のみ）

僕は賃貸なので持ち帰りました。

幸い近くに所有者の大家さんが住んでいるので直ぐに書いてもらえましたが、そうでない人は管理会社か大家さんに連絡して、「郵送→書いてもらって返送」という過程が必要になります。

これだけで数日かかりますね。

③車庫証明の発行を依頼する

書類が用意できたら警察署に提出します。ちなみに対応してくれるのは平日のみ（2回目）です。

提出したら１週間ほど待ちます。

直ぐに出来ないんですね。これ。

「○○日になったら出来ますので受け取りに来てください。」と言われます。

④車庫証明を受け取る

出来上がったら受け取りに行きます。ちなみに対応してくれるのは平日のみ（3回目）です。

なお、車庫証明の有効期間は1ヶ月です！（これ重要）

住民票の取得

車庫証明が出来上がったし、それでは運輸局へ！

の前に、住民票もいるのでそれも役所へ行って取得します。

もちろん役所は平日しか空いてないので、警察署に行くついでに取るのが理想でしょう。

運輸局へ住所変更依頼

ようやく、これで運輸局に提出する書類が揃います。

上にも書きましたが、車庫証明の有効期間は1ヶ月なので、さっさと行きましょう。

なお、対応してくれるのは平日のみ（4回目）です。

なので、車庫証明を貰った日に行ければベストです。

運輸局でも色々書類を書きますが、基本は案内された通りに書けば良いです。

正直、その書類も何だかよく分からず面倒な印象でしたが、見本もあるので大丈夫でしょう。

書類が通れば晴れて、新しい車検証が受け取れます。

果たして、自分でやる方がお得なのか？

で、ようやく本題なのですが、これだけ手間をかけて自分でやるのと、代行業者にお願いして任せてしまうのとどっちがお得なんでしょうか。

もちろん、無駄な金は1円足りとも使いたくない人は、自分でやる一択でしょうが、自分のような個人事業主や自営業者は、代行してもらう間に働いている方がよっぽどお金になるかも知れません。

自分でやる場合の費用

上記の手続きの流れを見てもらう通り、自分でやる場合でも警察署や運輸局で事務手数料の印紙代が発生します。

• 車庫証明の発行手数料：2,500円～2,800円（都道府県によって異なる）
• 運輸局の事務手数料：350円
• 住民票の発行手数料：200円
• ナンバープレートも変わる場合：1,500円

計：約3,000円（ナンバーも変更なら約4,500円）
厳密に言えば旅費交通費もかかりますが省きます。

代行業者に頼んだ場合の費用

大体似たり寄ったりな料金ですが、概ねこんな感じのようです。

実際はもっとプランが細かく分かれているところが多く、車庫証明を自分で取る場合は10,000円くらい安くなったります。
（ただ、車庫証明取るのが一番面倒なので、それやるくらいなら全部自分でやれば？というのが率直な感想。）

あと、軽自動車だともうちょっと安かったりする場合もあります。

• ナンバーが変わらない場合、自分でやれば3,000円。代行すれば20,000円。
• ナンバーが変わる場合、自分でやれば4,500円。代行すれば30,000円。

これを安いと見るか高いと見るかはあなた次第。。