フリーランスSEと飲み会

今年もあと10日もないくらいになりましたね。

12月に入ると忘年会に関することを呟く人が多いですが、なぜか

  • 忘年会に行く人は時間を無駄にしている
  • 忘年会にすら行かないって言ってる人は社会人やったことあるの?

みたいな不毛な争いをよく見かけました。

 

「そんな他人のこと放っておけばいいのに。」と思うのですが、言わずにはいられない人間の心理がそこにあるんでしょうか。

 

ちなみに僕は忘年会…というか飲み会は苦手で極力行きたくはない派なのですが、こういう声もたまに見かけます。

 

「フリーランスなら飲み会に積極的に参加しないと、良い仕事にはありつけないよ。」


こういうやつです。

 

これって真実なんでしょうか?

僕にはイマイチピンときてないのですが、フリーランスSEとしての僕のスタンスとしては次のように考えています。

フリーランスと言ってもフリーランスSEはそんなことない

より具体的に対象を絞ると、エージェント(SES)を利用しているフリーランスSEは今後もずっとその仕事のやり方をしていくつもりなら、正直不要だと思います。

フリーランスと言ってもエージェントを利用している限り、そこが営業してくれるからです。

(余談ですが、エージェントを利用しているフリーランスは、僕は「フリーランス」と言うより「半サラリーマン」と言う方がしっくりくると思っています。)

 

フリーランスSEと言えど、自分で全て1から仕事を獲得する場合は営業は必須でしょう。

ただ、その手段として飲み会参加が必要なのかは僕には分かりません。

 

エージェントが主催する飲み会には参加すべき?

おそらくどこのエージェントもやっていると思うのですが、「エージェントが定期的に主催する飲み会」があります。

名目として「孤立しやすいエンジニアの横の繋がりをサポート」みたいな感じなのですが、これはSES企業が自社社員に対して、「月一で社員交流会をしています!」みたいなのと同じくらい無意味じゃないかなと思っています。

 

だって考えてみてください。

 

「そのエージェントを利用してフリーをやっている」というだけの人達が、特にそれ以外の目的もなくただ集まって飲むことになんの意味があるんでしょうか?

少なくとも僕には意味を感じません。

不特定多数の人と飲むのが好きな人はいいんでしょうが…。

 

もしくは

エージェントの人と懇意になることで、条件の良い仕事を紹介してもらえる

こういう考え方もあるかも知れません。

エージェントの人も人間なので、そういうのも無いことはないのかも知れませんが、「スキルマッチングとマージン商売」をしている人が、あまりそういうのを重視するとも思えないんですよね。

 

ということで、基本的にエージェント主催の飲み会参加も不要だと思います。(飲み会を主催されること自体は否定していません。あしからず…)

 

ちなみに僕がエージェント主催の飲み会に参加したのは、最初の1回だけです。

 

むしろ飲み会に強制参加しなくて良いのが1つのメリット

サラリーマンとして働いていた時は、忘年会の幹事もやりましたし、お客様との接待みたいな飲み会にも参加していました。

 

これはほぼ会社命令で拒否権がないんですよね。

特にお客様との飲み会は、その時「他の仕事で忙しいから出来れば欠席したい」と伝えてもNG出されたほどでした。(自分がそこまでいないといけないものでもないのに関わらず)

 

「他の仕事で…」がダメなくらいですから、当然プライベートな理由なんか絶対ダメでしょう。

育児をしている身としては、これもそこそこネックなのですが、フリーランスSEはそんなしがらみは全くないので、とてもストレスフリーです。

 

たまに現場の社員の方から飲み会に誘われますが、断ってもなんの問題もありません。

幹事をやらされることも当然ありません。

 

終わりに

忘年会の話から色々思いを馳せましたが(笑)、フリーランスSEとしての1つの事例としては以上になります。

飲み会自体が悪いことでは全然ないと思うので、お酒の会はみんなで楽しく飲めると良いですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

子どもが産まれたことをきっかけに働き方を見直し、フリーランスSEになった30代の父親。 埼玉県某市在住。 妻と娘(5歳)とペット(フェレット)で、日々悩みながらも楽しく過ごしています。