青色申告特別控除額が変わる?フリーランスは増税?減税?

令和最初の正月も終わり、今日からお仕事という方も多いかと思います。

令和2年となりましたが、フリーランスの皆さんには結構重要な税制改正が行われる年でもあります。

厳密に言えばフリーランスだけでなく全ての人に関係するのですが、青色申告をしているフリーランスの方に限っていうと、青色申告特別控除額が据え置きになるか下がるかで支払う税金が変わってくるのでぜひ覚えておきたいところです。

そもそも何が変わるの?

※余談になりますので、ここは流し読みでさらっといっても構いません。

今回のお話は青色申告特別控除額関係なく、まず基礎控除の38万円が48万円に10万円アップするところから始まります。

これは日本国民全ての人に該当するお話です。

しかしながら、会社員の場合は給与所得控除が10万円ダウンとなるため、差し引きプラスマイナス0となります。

年収が850万円までの会社員は、この差し引きプラスマイナス0のため、ほとんど関係ない話です。(配偶者控除枠が増えるとかの影響はありますが)

なお、年収850万超の会社員は、更に給与所得控除が下げられるため結果、今年から増税となります。

 

以下の記事も参考にどうぞ
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191229-OYT1T50053/

ただし、上記のリンク記事では「フリーランスや自営業の大半は減税」とさらっと謳っていますが、そうならない場合もあります。

 

フリーランスへの影響

冒頭でも言いましたが、青色申告をしているフリーランスが該当します。

まず、青色申告特別控除は令和元年分まで65万円でした。これが55万円に引き下げられます。

これだけ聞くと、「フリーランスも差し引きプラスマイナス0で関係ないのでは?」と思ってしまいますが、条件をクリアすると令和2年からも65万円控除が受けられるようになります。

その条件とは以下の2つのいずれかです。

  • e-Taxで申告する
  • 電子帳簿保存申請をし、それで帳簿を保存する

この条件をクリアすることで、今まで変わらず65万円控除が受けられます。かつ基礎控除は48万円になっているので10万円分の減税になります。

※ただし所得が2400万円を超える方は除きます。

 

e-Taxで申告する

国税庁が提供している電子申告システムです。これで申告したことない人も名前くらいは知っていると思います。

暫定措置のようですが、今は「マイナンバーカード」や「ICカードリーダライタ」がなくても電子申告できます。

一度税務署に行かなければいけないですが、「e-Taxの開始届出書」を職員に提出し、利用者識別番号とパスワードを取得します。
確定申告の時期でなければ、その場ですぐ発行してもらえるはずです。僕の場合は30分くらいで終わりました。

これで自宅のパソコンからe-Taxのシステムに繋げれば電子申告可能です。

いずれ、ID・パスワード方式は使えなくなるかもですが、まずはこれでも良いでしょう。

 

電子帳簿保存申請をし、それで帳簿を保存する

正直、これは僕もあまりよく分かっていないのですが、単に「パソコンで会計ソフト使っているよ」ではダメなようです。

まず使っている会計ソフトが「電子帳簿保存」に対応していなければダメなようで、かつ事前に税務署に申請もしておかなければいけません。

 

どちらが良い?

65万円控除が受けられるのであればどちらでも良い(という身も蓋もない)回答になりますが、e-Taxで申請できれば、

  • わざわざ休日作って税務署に申告に行かなくてもいい
  • 電子帳簿保存にしても税務署に事前の申請・登録は必要

 

となるので、それであればe-Taxで良いかなと思っています。

個人レベルのフリーランスが、ガチガチに国が指定した電子帳簿保存をするほどのメリットが思いつかないですし・・・。

 

まとめ

・青色申告しているフリーランスは減税になる(※所得が2400万以下の人に限る)
・ただし、e-Taxで確定申告するか、電子帳簿保存をしている人のみ
・それに該当しない場合は据え置き。(増税も減税もない)

 

<2020/03/02>追記

無事に確定申告を終えましたが、色々あって結局去年と同様アナログで提出しました。

理由はこんな感じ

  • 利用者識別番号とパスワードのみでe-taxを利用すると、確定申告データに付与する電子証明書を別途作成しなければいけない
  • この電子証明書は有料で時間もちょっとかかる
  • しかも有効期限があるため、年に一度の確定申告だけでは使い捨てしてお終い
  • マイナンバーカードとICカードリーダーがあればこれはクリアできる。しかも毎年使える
  • ICカードリーダーはそんなに高くない(千円前後〜数千円程度)
  • よって、電子証明書無しで利用者識別番号とパスワードのみ電子申告をするためには、通常のe-taxとは別に確定申告書作成コーナーというページからしか提出できない
  • ただし、確定申告書作成コーナーでは、会計ソフトで作ったデータを転送できないので手打ちで転記するしかない

 

ちょっと勉強不足でしたね。。

せっかく会計ソフトで間違いなく作ったのにさらに手打ちで転記するのもちょっとな・・・と思ったので今回はアナログで提出しました。

これからマイナンバーカードを忘れない内に作りに行きたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

子どもが産まれたことをきっかけに働き方を見直し、フリーランスSEになった30代の父親。 埼玉県某市在住。 妻と娘(3歳)とペット(フェレット)で、日々悩みながらも楽しく過ごしています。