フリーランスSEになって、初めての確定申告を何とか終えました。
客先常駐の仕事は、基本的に会社員と同じく平日は休みでないため、休日に提出に行かなければいけません。
確定申告時期は、税務署も日曜に開けてくれる日があります。
今日それに該当し行ってきたので、一通り申告してみた感想を書きたいと思います。
本当は郵送とか他にも手段があるのですが、初めてで聞きたいこともあったので、直接出しに行きました。
申告方式
まず前提として、僕は65万円の控除が受けられる青色申告を選択しています。
これ以外の選択は、正直あり得ません。
ただでさえ、会社員には存在する給与所得控除(これはとても大きいんですよ)が、自営業にはないので、少しでも控除が得られる青色申告を選ぶことは、もはや必然です。
ただ、その分他の申告(白色申告)よりかは、面倒なようです。
(ようですと言ったのは、白色申告はしたことがなく、比較しようがないため)
青色申告は難しい
1から全部手書きで作ろうとしたら、かなり大変です。
何が大変かと言うと
- 申告に必要な書類を把握しなければいけない
- 書類の書き方を学ばなければいけない(複式簿記の知識がいる)
ものすごいざっくり書くと、この2点です。
僕は、会計ソフトを開発していたこともあり、複式簿記自体は多少理解がありますが、
それでも1から書類を作るのはかなり困難です。
「複式簿記って何?」と言うレベルの人は、まず手書きでは不可能です。
でも、会計ソフトを使えば何とかなる
こう書くと、やっぱり「確定申告は難しいし、面倒なんだな」と思われると思いますが、
世の中便利なソフトがあるので、それを使えば何とか作れます。
僕は、freeeというソフトを使いましたが、弥生とか他のでも多分何でも良いと思います。
freeeは簿記の知識がなくても、直感的に使えるというのがウリなので、色んなところからお勧めされています。
別にfreeeの回し者ではないので、詳細はググってください。
保管が必要な書類も自動で作ってくれる
確定申告は、申告が終わったら「はい、お終い」ではなく、提出しなかった書類以外に、保管義務のある書類(総勘定元帳や仕訳帳など)もあります。
会計ソフトを使えば、これらも自動で作ってくれるので楽です。
逆にこれらを作ってくれないソフトはダメです。(あるのか知りませんが)
いざ、税務署へ
必要な書類を印刷し終えたら、あとは提出しに行くだけです。
ちなみに、僕は昨年まで会社員で給与収入があったので、源泉徴収票も必要です。
原本を提出してしまうと、手元に残らなくなってしまうのでコピーをとっておくことをお勧めします。(配偶者の扶養控除を申請する場合も同様です)
※<2019/5/10 追記>
平成31年4月1日以降に提出する書類分に関して、源泉徴収票は不要となりました。
税務署に着くと長蛇の列が・・・まぁ待ちますね。
休みの日なので仕方ないですが1時間以上並びました。
やはり、貴重な休みが潰れるのは嫌なもんです。
まとめ
というわけで、結局は「ソフトを使えば何とかなるよ」という、特に面白味もない結論ですが、そういうことでした。
ただ、確定申告についてはソフトがある程度やってくれるにせよ、
自営業者は“売上”、“経費”、“控除”の概念をきちんと学び、考える必要があるので、ある程度の勉強は必要になります。
控除については会社員も勉強した方が絶対に良いです。
フリーランスSEは、自営業者という意識が低くなりがちなのかも知れませんが、これらを勉強したくないという人は、フリーランスSEにはならない方が良いでしょう。
余談
家で申告書類を全部作れるのであれば、わざわざ税務署に提出の為だけに行かなくても良いので、来年からe-Taxにしてみようかな。
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